最近、幼稚園や保育園の園児の声がうるさいという苦情が、役所などに寄せられることがあるそうです。
そういえば、筆者が小学生の頃、夏休みといえば早朝のラジオ体操でしたが、最近では、『朝っぱらからうるさい』という苦情があるという理由で、夏休みの最初の数日だけという地域も少なくないそうです。
苦情を申し立てる人には、それぞれに事情があるのでしょう。しかし、いつから子供の声をうるさいと、苦情を言う人が増えてきたのでしょうか?
今の子供たちは、外で遊ぶことをしません。危ないという理由から、家の中で遊ぶことがほとんどです。公園や空き地で草野球や鬼ごっこをする子供を見ることも、ほとんどなくなりました。
サザエさんやドラえもんに見る、小学生の遊び方というのが、今の子供たちには当てはまっていないように思います。そして、外で遊ぶ子供が減ってきたことから、子供の遊ぶ声というのが町から消えて行っているのでしょう。
日常、家の中でおとなしく過ごす子供たちにとって、幼稚園や保育園などは、子供が子供らしく過ごせる数少ない場といってもいいのではないでしょうか?
その、子供らしくいられる場所でさえ、苦情の対象となっているというのは、やはり、少し異常に感じます。
子供を健やかに育てることができる地域づくりは、役所にばかり任せる問題ではありません。地域の人たちが協力し合って、環境づくりを行っていく必要があるのかもしれません。